たけいひろしのブログ

千葉県在住のアラフォーのおっさんです

覚せい剤使用者への治療

覚せい剤使用者の治療は2種類に分かれます。

 

覚せい剤依存症の治療

覚せい剤精神病の治療

 

これを並行して行っていくのですが、

2種類の治療があるということを理解していないと見えてこないことがあります。

今回はそれぞれについて書いていこうと思います。

 

覚せい剤依存症の治療

 依存症の治療に特効薬はありません。

 いろいろな治療薬が出ているのですが、

この薬やこの治療を行えば依存症から立ち直る事ができる

というものはありません。

中心になるのは心理教育や自助グループでの活動になります。

 

薬物の自助グループで有名なのは「DARC」です

 

 

世間一般の人からみたら「依存症は甘えだ」「気合で断て」

とかいう意見も聞きますが、そう簡単にいかないからみんな困っているわけです。

 

ダルクは薬物依存症者が集まってみんなで

「どうすれば薬物を使わないでやっていけるか」と考えていくグループです。

(かなり乱暴なまとめ方です。ダルクの方、ごめんなさい)

「薬物依存症者が集まってよからぬことをするんじゃないか?」

なんて批判的なことを聞いたりもしますが、

中の人は本気で薬をやめようとしている人たちです。

 

特効薬もない中では薬をやめたい人たちが支え合っていくしかないのです。

 

この依存症の治療で大事なのは本人が

「薬をやめたい」

と思うことです。

この動機が弱いと途中で治療は頓挫します

結局は意思じゃないかということになるのですが、

単純にやめたいと思うだけではやめられないところが依存症の怖いところです

 

2覚せい剤精神病の治療

 これは覚せい剤を使用した後遺症に対しての治療です。

 症状は統合失調症とよく似ていて、使用する薬もほぼ一緒です。

 入院治療も行われます。俗にいう精神科への強制入院の対象にもなります。

 

これらを並行して行っていくのが一般的な覚せい剤使用者への治療です。

一筋縄で回復に向かわないのが厄介なところです。

安易に「反省していない」などと批判しても何も解決にはならないのです。